カメラのついた細くてやわらかい胃内視鏡を鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
口から挿入する内視鏡と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じません。
体にかかる負担も少なく、検査後はすぐ日常生活に戻れます。気持ちを楽にして検査を受けてください。
【 受付・問診 】
予約時間の20分前には病院に着くようにし、受付を済ませます。
安全に検査を行うため、事前に以下のようなことをおたずねします。
【 前処置 】
消泡剤を飲みます。
胃の中をきれいにします。
血管収縮薬を両方の鼻にスプレーします。
鼻の粘膜の腫れや充血をとり、内視鏡の通りがよくなります。
鼻腔に麻酔を行います。
局所麻酔なので眠くなりません。
麻酔薬を塗った細かくやわらかいチューブを鼻から挿入します。
鼻の痛みを防ぎ、内視鏡の通りをスムーズにします。
※検査する施設によって、この処置を行わない場合があります。
【 内視鏡の挿入 】
通りのよい方の鼻から内視鏡を挿入します。検査は約10分程度です。
【 検査後 】
検査結果や治療についての話を聞きます。 すぐに帰宅できます。
・わからないことがありましたら、連慮なくおたすねください。
・帰宅後、痛みが強かったり、黒い便が出たりしたら
連絡するか、来院してください。
・次回来院の指示がありましたら、必ず来院してください。